曲げない事

今週 3/8「渾身の家」上棟を迎える

「餅撒き」も する事になり 3/10 16:00~上棟式&餅撒き

内田工務店の 会社的には 3月決算なので 「渾身の家」から平成29年度は 始まる事になる

土台敷き も 昨日終了し 後は現場での「屋根パネル」作成を残すのみ

準備は 万端である(のはず・そうであって欲しい)

毎度の事ながら やはりこの「上棟」は 特別感が あり

このステージの間違いは 100万回やっても1回も 「間違ってはいけない」レベルなので

この「恐怖感・緊張感」は 慣れる事が無い

たとえ 「弟家族の家=渾身の家」で あっても 間違いは 許されん

基本的に プラン・設計・金額調整は 全て「わし」の 仕事なので

基本計画段階から 「その家を 一番理解している」のは わし なので

「内田工務店の考える家」は 構造(骨組み)が そのまま空間になる造り方 なので

この「上棟」と言う行為は そのまま「完成形」に 直結し

「暮らしの姿」と イコールになる 行為で

わしには この所を 「人任せ」には 出来ない

3/8は 試験の結果発表みたいな感じで ドキドキしながら

「わしの考えていた事・思い描く完成形」が 正しいかどうか 判明する

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「葦船の家」内装工事 ほぼ終了し 仕上げ器具取付~清掃に突入

3/25・3/26の完成見学会に向け ラストスパートを迎える

 この床板は 「葦船の家」で 使用しているパインの床板30㍉

新築の場合は 特に「一生一度の買い物」だと 思っていて

床材料には 特に思い入れがあり 「桧」又は「パイン」を使っている

それも 一般的な15㍉の床板では 不十分と思っていて こんな「ぶ厚い床板」を 基本にしている

「神社・仏閣の床仕様」に 「せっかく新築に住むなら ここまでしたい」と 思っていて

わしは 頑固なので 人の言う事を あまり聞く耳持たないので ずっとずっと 貫き通している

床に 「杉」を使用する と言う感覚は 想像の埒外で よそはどうあれ 「杉は足場板」としか思わん

どんなに「浮造り」しようが「ホットプレス」しようが 「杉」は どこまでいっても「杉」なので

あまりに「やわらかい」ので 一生住む家の「床に使用する」物では ないと思っている

他の工務店・ハウスメーカー・ビルダー が 何と言おうと わしは「杉は床材としては 認めん」

何がどうあろうと ここは 「じぇったいに曲げれん」所で

「どうでも杉にしてくれ」と言う人が 現れたとしたら 「他の会社で やって下さい」と 頼むしかない

何度も繰り返す様だが わしは頑固で 人の言う事を聞かないので

「わしが認めない物」=「内田工務店でしない事」 なんじゃなあ

巡り合わせて貰った人に 「自分自身が納得しない物・事」 や 「自分が信用していない物」を 勧めるのは

プロとして 少なし これで飯を食っている自分が してはいけない事 だと 思っている

そりゃあ 杉にすれば 多少は単価が下がるし 今時ブームなのかも 知れないが

わしは 子供の時から この業界に居て 結果を見て来た人間なので

「結果を知っている」のに 「どうなる」と 分っているのに 「他人が良いと言っているから勧める」 なんて態度は

わしの 生き方自身が 間違っちょる気がして 駄目なんじゃよ

「結果の責任を取る」のは 「わしの仕事」で 「良いと分かっている事を 間違いなくする」事が わしの仕事で

これは 建築工法・使用材料・職人との関係・大工衆との関係・御施主さんとの関係 全て

この「間違っていないと自分が思っている事を勧める」の 共通項の元で 動いている事で

わし自身 もんの凄くシンプルな 考え方だと思っている

例外は 幾ら数えても 例外でしかなくて

「これは例外だ」と 自分に嘘をついて認めた瞬間から 自分の崩壊が始まると 信じている

我ながら このメンドクサイ性格は どうにかならんもんじゃろか とも思うが

しょうがねえじゃん

一つ一つ 信じる物 信じる材料 信じる職人 信じる棟梁衆 信じる(お互い手を取り合える)御施主さん

一つ一つ 積み重なって ようやく 「一軒の家」が 完成するので

一つ一つ 信じる物を 積み重ねる事でしか 物造りは 出来んもんなんじゃろうと 思う

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長々となったが 支離滅裂 かもしれんが

そうやって 材料探して そんな「求める物」が ないので

わしみたいな チビッコ工務店のオヤジが パインの床板と特注し 内田工務店用で わざわざ作って貰い

桧の床板と 特注し 日本の桧を わざわざベトナムまで運び これまた 内田工務店用で わざわざ作って貰っている

我ながら 面倒くさい人間で わしは 基本 わしみたいな人間は 好きじゃない

時々 「なんで わし『曲げれん』のかなあ~」と 自問自答する事もあるのだが

これが わしで これが内田工務店の姿なので ここは諦めて貰うしか ないんじゃよなあ~

面倒くさい奴で ゴメンナサイ

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「葦船の家」 絶対に良い家に なっている

3/25・3/26の 完成見学会は 混雑が予想されるので

もし こんな「メンドクサイ内田」と 話したい と思う

チョー稀な・喜徳な方が いらっしゃれば 「要予約」です

今回は「完全予約制」では無いので 今までの例で行くと

来場者数は200名を超えるハズで

「完成見学会」開催した途端 始まりから終わりまで ほぼ「お祭り状態」になってしまい

いつも 誰と何を話したやら 訳が分からん状態 に なってしまうので

予約して貰えれば 必ず「腰を入れた話」が出来るので 予約が希望なのであります

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なんだか 長々 長々に なって来たので 今日は この辺りで終了

 

また 明日も 頑張ろう

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