親方の独り言

 土曜・日曜と お施主さんの好意により
 完成見学会を 開かせて貰うことが出来た

 地味に この仕事を続けてきて
 色々な人との出会いがあり 感動があり

 OBのお施主さん
 これから出会いが始まるかも知れない方
 何時も世話になっている協力業者の面々
 一緒に「木の家」を作ってくれる大工衆

 この二日間 色んな人に囲まれて
 色んな人と また 巡り会い

 どこかで「つながっている」事の奇跡に
 感謝したい

 色々な人がいる 色々な生活がある

 自分は 何が出来るのか
 
 人は どんな人であれ
 どこかで人と関係しながらでしか
 生活を成立出来ない生き物のようで
 赤子であれば その存在そのもので
 父母に「糧を」与える事で 社会に交わり
 学生であれば社会に「夢を」与え事で
 社会人であれば「仕事」で 世間と交わり
 主婦であれ 引退後の第二の人生を歩む人であれ
 その「存在」で人と混じり合いながら生きて行く

 自分は この「建築」という技術を持って
 人と「混じり合いたい」と願う人間であり

 不十分な事が多い 欠陥の多い人間であるとは自覚しながら
 でも 巡り会った人々に 嘘をつかない
 人生を歩んで行きたい

 二日間 感謝の連続で あっと言う間に終わってしまった
 嬉しくて涙が出てきそうにもなったが
 まあ 男の子なので そこは 堪えて
 自分なりに 貰った感動を どうにかして
 返していく作業に 又 今日から移って行く

 

 

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