親方の独り言

 「ついの住みかに眺める山と暮らす家」の完成引き渡し 先日終了
 集中豪雨による 断水で工事が一週間ストップし 一週遅れでの引き渡し

 今回は 初回ヒアリングから完成まで僅か5ヶ月という短さの中で
 いつもと同じ作業と同じ思い入れを ぎゅうぎゅうに詰め込んだ現場だった
 当たり前の事を 当たり前にする事が 短い期間と必用最低限の人員でするのが
 いかに辛い事であるのか認識させられた現場でもあった

 出来る限りの事はしたつもりだが それでも もう少し早く気付けば
 まだ もっと良く出来たのではないか と いう部分もあって
 あまりに 早く「自分の手」を 離れていく「家」に対して
 
 もっと手を掛けてやればよかったけどゴメンネ
 Oさんと添い遂げてくれよな

 また 一人娘を嫁にやった 寂しい気持ちを味わっている
 自分の分身が また 一つ 引き取られて行った

 引き渡し後 手直しに古賀君と訪れた時
 「内田さん この家は 本当に気持ちが良いですね 引っ越ししてて
 元の家と この家を 行き来してると この家は 涼しいし気持ちがいいのが
 本当に良く 分かるんですよ」
 言って貰えて 嬉しいのだけれど なんと言っても
 嫁にやった当方にしてみると 嬉しさ半分 寂しさ半分
 Oさんと一緒に 時を刻んで欲しいと 願うばかり
 「Oさんに 粗相せんでくれよ 一緒に過ごしてくれよ」
 娘の嫁いだ家族の平和と幸せを願う しょぼくれたオヤジになっている

 明日より 又 本格的に仕事再開
 盆は 妻の実家の子供と一緒に 秋芳ロイヤルの風呂につかり
 かぶと虫・くわがた を 取り
 西冨メモリアル(ゴルフ)を開催し
 親友のぶりんの 誕生パーティーをし
 いっぱい寝て いっぱい食べて いっぱい休んだ

 今週末は 毎年恒例の 「アジカレ」韓国学生がホームステイに来る
 今月末は リハビリ病院で 甦町屋演舞
 来月中旬は 「海の見える家」の完成見学会
 これまた 来月中旬は 上領八幡宮秋祭りに 甦町屋出演計画中

 積み重ねて 積み重ねて ひたすらに 積み重ねていかないと結果が出ない
 そんな仕事を している
 よさこい も タップ も 積み重ねて行かないと 「ええ感じ」に ならん
 積み重ねて行く事に 諦めた途端 それなりの結果になってしまう

 明日より また 日々 積み重ねの作業を 黙々と続けて行きたい

 ・・・・・・・・ Oさんの完成の一部 無垢の木と和紙 自然な空気は ええ感じがする
 計画中の家 テーマは「繋ぐ家」 またもや ヘタッピイ模型
 プラン出来るか不安だったが 出来てしまった
 もう既に「良い家」に なる事は 約束されている
 「嫁入り」に向けて 地道な積み重ね作業を続けていく

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