親方の独り言 | 株式会社 内田工務店

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親方の独り言

2015年 01月 28日 (水)

 先日「新緑の家」の引渡しを終了した
 
 
 出会いから3年半
 Hさんの お母さんが 偶然見学会の看板を見かけて
 見学会場に足を運ばれなかったら こういう事には なっていなかった
 わしの工務店の 認知度は低く
 地元の秋穂の住民でも「内田工務店」を知らない人は大勢いて
 3年半前の「光と風の家」の完成見学会に広告は入れたのだが
 その広告を見たのでは無くて
 「たまたま見学会開催の看板を見かけた」のが Hさんのお母さん

 この数年 引渡しの時に 「どうして 内田工務店に依頼したのですか」と
 建てて貰った人に問いかけを している
 設計契約や本契約を する時に「どうして 内田工務店に依頼したのですか」と
 問いかけするのは 他の建築業社さんと自分自身を比較してしまう「呪い」を
 自分自身にかけてしまう様な気がして
 「他はどうあれ 自分はこうする」その意志は わし自身はっきり 持っており
 横暴だろうが 暴虐だろうが 理不尽だろうが わしは わし で あり
 わしは「建ててくれる人と向き合う」事に 専念したいのであり
 「他の建築会社」の事は 自分にとっては 邪念であり
 まっさらな状態で 依頼者と向き会いたいので
 最初に「どうして内田工務店に依頼したのか」は 聞かない事にしている

 ともあれ Hさんに聞くと
 それは 様々な建築会社を 訪問されていて
 わしの所に決めたポイントは いくつか挙げて頂いたが
 だからと言って 「他の建築会社に『勝利した』」訳では なかろうと思う
 たまたま 「気が合った」「賛同して貰った」と 言う事だろうと思う
 実際は 「コレカラ」で あり
 一年後 実際に住んで貰って その感想を聞かせて貰った時が
 「内田工務店に対する Hさんの評価」なのだと思う

 いずれにせよ 縁とは不思議な物で
 Hさん家族の「新緑の家」は ようやく完成した
 建築中に Hさんの赤ちゃんが生まれ 新緑の家の 新たなメンバーも追加され
 これからの Hさんの「幸せの足し」に この「新緑の家」が なってくれる事を願う
 Hさんにとって「最高の住まい」を わしなりに 造って来た
 井上棟梁も 協力業者の愉快な仲間達も みんな み~んな 頑張った
 Hさんの これからの幸せを 願う


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「巣籠もりの家」
 メインステージとなる 「止まり木」完成した
 う~む イメージを 超越して え~感じに なってきた
 ちょっと 調子に乗って 「止まり木 どこでもポイポイホール」を造ろうかと思案中
 20坪の小さい住宅だが ちょっと贅沢な 何処にも無い Tさんと小鳥ならではの
 空間が ほぼ全容を 顕した
 計画の予想以上に 北向きの家なのに 異常に明るく 伸びやかな空間に
 仕上がって来ている

 いつも思うのだが
 わしは わしが 思い描き 建ててくれる人と一緒に考え
 間取り・コーディネート していくのだが
 要望を図面化した時が 依頼主の100%の「想い」の実現 とすれば
 完成に至るまで 担当棟梁と 協力業者の愉快な仲間達が
 この100を 二割から三割 上げてくれて
 引渡し時には 120から130の 実力を持った建物に なっていると感じている
 この感覚は 自分が自分の工務店を持ってから 始めて味わう感覚で
 無礼な言い方かも 知れんが
 設計事務所で 修行していた頃は「自分のイメージの70~80%位の仕上がり」だったし
 H工務店で 修行していた頃は「上手く行って90% 悪くて80%位の仕上がり」
 という感覚を 持っていた
 「この感覚の違いは なんなんかな~」と思ってたが
 これは 「わしが仕上げる」のでは なくて
 「棟梁3人衆と 愉快な仲間達が 仕上げて行く」 その作業の中で
 わしと 職人集団との やりとりが あり
 「あ~しちゃろう」「こ~しちゃろう」が 必ず各現場であり
 その職人集団の「頑張り」「え~物造ちゃろうの意思」が
 わしの それほどでもない「家造りの原案」に 肉を付けてくれているのだ
 なので わしの時点で100% でも 引渡し時には 必ず「想像を上回る」建築が出現する
 新築にしろ リフォームにしろ どんな小さな工事にしろ
 この現象は 日々 各現場で おきている現象で
 完成する時に 「あ~ 想像を上回ったなあ~」と 思ってしまう
 この「巣籠もりの家」でも 既に 自分の想像の上を 突っ走っている状態で
 わし自身 まだ なんか出来るんじゃないか と 思っている
 わしも そうだが 各職人 「良くなる事」に対する 執念は持っていて
 完成まで ジタバタする 悪あがきする
 わしらあは 職人である



・・・・・・・・・・・・ 見学会 あまりに人が多くて わやくちゃな対応しか 出来なかった
この事については また 後日

日々 色んな事がある 日々 走って行く
「時間は命」「命は時間」なので わしには 走るしかない