親方の独り言 | 株式会社 内田工務店

株式会社 内田工務店

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親方の独り言

2014年 03月 07日 (金)

 ようやく確定申告の書類も ほぼ整理がつき
 完全とは言えないまでも 通常業務に復帰出来つつある
 どう考えても「確定申告」には 生産性は見出せず 気が重く
 とは言え
 大学院まで 国立大学で 世間の税金を食い散らかして来たので
 社会に対する 恩義は感じており
 無理無理納得しての 申告業務も ほぼ終了
 明日より また 走り出す予定
 
 先月 「全国の工務店が集まる会」に
 棟梁3人衆を 同行して 広島に行って来た
 メインは 広島の「Gojyou」さん
 ショールームは 非常にハイセンスで 一本筋の通った設計趣旨で
 久々に良い家を 見せて貰った
 
 18社が集まる中で 3グループに別れての 半日会議
 各社 それぞれに 生き残り をかけて 必死な感じで
 いつもの事だが 「わしも頑張らねば」と 思わされる
 
 今回 この会議に参加して 「自分が何者であるか」「どうしたいのか」
 分からなくなってきた
 
 「営業は したくない」「宣伝広告も したくない」「自分が一番良い とは 言いたくない」
 でも
 堅実な仕事量が 欲しい
 巡り合った人 全てが幸せになる 環境を造りたい
 「建築 と言う手段」を 持って 世間と関りたい
 
 「営業しないで 宣伝広告しないで 上手く行く方法は ないんじゃろうか」
 会議で発言してしまい
 「あんた 何しに ここ(この会議)に来ているんだ」
 「努力しないで そんな話は無いし みんな 何とかしたくて 知恵を出し合っているのに
 あんたの その態度は なんだ」
 ありがたくも 3社から お叱りの言葉を貰い
 そんな 横着な人間は 無視すれば良いのに
 それが また この会議の良い所で 真剣になって怒ってくれて
 わし自身 愛妻以外から 怒られる事は 一切無いので
 結構 骨身に堪え
 会議終了から 今迄 ずっと思い悩んでいた
 
 そりゃあ そうじゃよな
 営業せずに 広告宣伝せずに 自分が一番ですよと言わずに
 仕事をさせて頂く 一緒に家造りしていく人と巡り合う
 そんな 都合の良い話は ないんじゃろうなあ
 ちゃんと ニュースレター毎月造って
 ちゃんと 営業訪問に出かけて
 ちゃんと ホームページを 充実させて
 当たり前の事を コツコツ毎日続けて行くしか手立ては ないんじゃろうなあ
 そうなんじゃろうなあ
 
 そうなんじゃろうけど そりゃあ そうなんじゃろうけど
 「わしに 出来るか」「わしが やるのか」 と なると 違うのだと思う
 「それは『建築』では無い」と 頑強に思っている自分がいて
 それで「良い家」が出来る訳では無い と 思っている自分がいて
 
 「『良い家』を造る為の環境造りの為に 営業・広告は あるのだ」
 そういう論理は 理解は出来ても
 「わしが やるのか」 「それが わしなのか」
 そうとは 思えない自分が 変えられない
 変化は大事だし それが進化なのかもしれない
 けど ほんまに そうなんか
 
 今迄 この工務店会議に 出席させて貰って
 数件の家を 見せて貰って
 それは それで良い所も多く
 今回の「Gojyou」さんの展示場は 抜群に良く
 それでも なおかつ
 「わしが その建物を造るのか」と言えば そうでは 無く
 今迄 親の代から ずっとずっと 家を見続けてきて
 わしの代からの OB施主さんの顔を 思い浮かべれば
 そのOB施主さんが 今迄見た他社の建物に 「住まう姿」が 想像つかない
 人それぞれ その人だからこその 「その住まい」が 有り
 その建物 一つ一つを 一緒に造って来た 想いが有り
 OB施主さんの姿と 内田工務店の造る家 は 同波長であり
 この人だからこそ 内田に決めて貰った のじゃないかとも 思う
 
 どうしたら 良いのか まだ悩んでいる
 わしの工務店は 小さい小さい工務店で
 いかように 宣伝しようと たかが知れており
 いかように 営業しようと 大手の「営業攻勢」に勝てる訳も無く
 
 広告宣伝費は 「売上げの1%程度に抑え その分 家のグレードを上げる」
 営業マンを抱えるより OB施主さんの紹介に頼る 方針に変わりは無く
 見学会は年に1~2回開くけれども 実際は 年5棟 前後の施主さんは紹介が 半分位で
 リフォーム大小取り混ぜて40件程度の 8割は 紹介 又は OB施主さん で
 見学会は OBの方に 
「内田は元気に やっちょるよ」と 報告する会 の意味合いが かなり有り
 今迄 そうだったのだけれど
 色々な工務店を見ると 「わしは明らかに間違っている」と 思わざるを得ない
 
 未だに もやもや している
 
 こう 愛妻に話すと
 「しんちゃん どうしたいん 会社を大きくしたいん そうじゃ ないんじゃろ」
 「しんちゃんは 何になりたいん」
 言われた
 
 ホンニ わし 何に なりたいんじゃろう
 大きな会社に したい 訳じゃない
 建ててくれる人と一緒に「家造り」したい その一点だけなんだろうけれど
 
 その為に様々な 広告・宣伝活動を 強いられるとなると
 どうなんじゃろうと 思う
 「造る手」側の意見は分かる
 吉松棟梁が
 「内田さんは今迄 地道に良い家造って来たんじゃから 今のままで何が悪い」
 そう言ってくれるのも 分かりはする
 
 じゃけど 他社と これだけ「おもてなし心」が 違っていると
 わしゃ これで え~んじゃろうか とも 思うのだよ
 
 この もやもやは 暫く続きそうである
 
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 昨年より 犬嫌い(犬恐怖症)の わしが 犬と同居している
 九州盲導犬盲導犬協会より 妻が パピーウォーカーの依頼を受け
 フローラと言う 盲導犬候補生を 預かる事となった
 基本ベース フローラに関しては 妻が世話してくれているので
 わしが フローラに 何をする 訳でもないが
 犬嫌いのわしが 盲導犬候補生を見る事になるとは 想像もしていなかった
 盲導犬の実態も 間近に居ると 良く分かり
 エスと同様 「犬とは思えない」不思議な生き物の感じが フローラには 有る
 素性も良く 性格も良く 犬の貴族の感じがする
 人間社会では 皇族の感じがして 可愛そうだなあ とも 思う
 「吠えては いかん」「噛んでは いかん」「過度なじゃれつき は 御法度」「排泄はコントロール」
 「一般犬との接触は不可」「食事は グラム単位の摂取(現在115g/回)」
 決め事が多く 規制された行動を求められ
 フローラ あんたも たいへんじゃなあ
 妻は このフローラに多大な愛情を 注いでおり
 基本的に 犬が好きなのかもしれんと 再認識
 一年間 フローラと 一緒の生活が続く
 
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 甦町屋 舞龍祭に向けて 仕上げ中
 何か起こるとは 思っていたが 「こんな方向からか」と言う様な 事件発生
 それにも めげず と言うか メンバー一同 かなり 堪えたとも 思うが
 地道に 仕上げ中
 大変だけれども 川棚で この「夢輝夜」が 発表出来たら
 また 新しい「甦町屋」が 生まれると思っている
 あと もう一ヶ月
 
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 タップ やるかどうかも 分からんが
 一華を同行して この土曜日行って見る
 タップ人口は 山口では非常に少なく 特殊で
 金子先生の健在な内に 多少は出来れば 一華の特技になるかも知れない
 一美は 日曜にソフトテニスを させる
 基本 わしも一美も「体育会系」なので 運動に 主眼を置いて行こう と なっている
 嫌ならさせないが 「したい」と言えば 出来る限りの支援はする
 挨拶きちんと出来て 元気な子で あってくれれば良い
 
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 一緒の家 コツコツ中
 奏でる家 建築確認終了 解体工事より開始
 新緑の家 実施設計中
 ひまわりの家 南側に先に 100年住宅が建ち それを見て 基本プラン変更
 リフォーム工事 秋穂二島2件 阿東災害復旧工事中 他15件進行中
 
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 悩みながらも 行動して行く
 暫くは 悩んでみたい 「内田工務店の個性」を もう一度 自分自身問いかけ
 確認してみようと 思う
 
 写真は 一緒の家の玄関ステンドグラス
 リビングには もう一枚メインとなるステンドグラスがあり
 え~感じの 仕上がりになると 確信している