親方の独り言 | 株式会社 内田工務店

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親方の独り言

2011年 02月 04日 (金)

「住ごす家」「光と風の家」 ご他聞に漏れず 断熱材未入荷が 延々と続き

 工事進行に支障を来している
 工務店で 断熱材の在庫を抱えていた事が幸いして
 「住ごす家」の60%程度は 在庫で対応出来ていたけれど
 待てど暮らせど もう かれこれ 2ヶ月の間 発注した断熱材は 入って来ない
 現場段取り・積算・図面書き・経理等々 色々色々する事は山積しているのに
 まさか ここに来て 材料不足の心配までせねばならぬ とは
 政府・ハウスメーカー・製造業者の陰謀ではないのか
 韓国製・アメリカ製・F4S未認定の中国製まで 飛び交い
 法規上は 「JIS認定F4Sでなくては ならない」等と規制しておきながら
 現物が流通してないので
 「手に入れる事の出来ない弱小工務店は とっとと潰れて仕舞いなさい」という
 政府・ハウスメーカー・製造業者の陰謀なのではないのか
 こんな事で 挫けちゃらんけえ
 覚えちょって いつか 仕返ししちゃる
 誰に仕返しするのかは よ~分からんが
 この得体の知れない「何者か」には 必ずなんかしらの仁義を切るつもりでは ある
 わしゃあ じっと覚えちょって 相手が忘れた頃に 仕返しするのが流儀なんじゃけえ
 ・・・・・・ただただ この状態には疲れ切っている
 さておき
 滞りながら工事は進み
 「住ごす家」の完成見学会は3/19~21に決定
 「光と風の家」は 5月末目標
 春先に工事目処の大規模リフォームを4件抱えながら
 テーマ未定の新築工事のプランニングを している
 リフォームでも新築でも そうなのだが
 日常的に「建築」を してると
 「これは こうで なければ ならない」と 知らず知らずに 「決め事」を作っていて
 根本から 積み上げて来た「決め事」なら それほどの害は ないのだけれど
 「思い込み」による「決め事」の場合は かなり危険だと思っていて
 リフォーム・新築のプランニングを する時は
 「思い込み」「錯覚」を排除していく作業をしている
 「台所と洗面の位置関係は 今までこうだったから 今回もこうだ」
 「LDKは今までこの広さだったから 今回もこうだ」
 「和室は こんな感じで良い」
 「子供部屋は 今まで通り こんな雰囲気で」
 積み重ねを続けていると 過去の事例が「呪縛」になり
 一人一人 生き方・暮らし方 が 違うのに
 自分が「思い込んだ物」を 人に 押しつけてしまうのが 自分自身恐くて
 ずっと ずっと 「違うんじゃないのか 本当に そうなのか」思い続ける作業をしていて
 日々の業務は もちろん あるのだけれど
 ラフプランを 頭の片隅に ぼんやりと置いたまま 日々の業務を こなしていて
 ずっと ずっと片隅にあると 「こうしたら ええんじゃ」と
 天の「お告げ」みたいな「映像」が舞い降りて来て
 目出度く 「プランニングの核」が 決定する事となる
 結局の所 「今までの経験から選んでいるだけじゃ ないか」と思われるかも 知れんが
 当の本人は そんな気は 全く無く
 まっさら の状態から 御施主さんに成り代わって 一番の「核」を探し出しているつもりで
 今まで 何百件のプランニングをして来たか 記憶に定かでないが
 同じプランニングをした事は 一度も無い
 「海の見える家」を見て 「このままで建ててくれ」と言ってくれた
 Kさんの「二人の家」でさえ 似てはいるけれど 「全く違う家」に なっている
 「海の見える家」は「海の見える家」で なければ ならなかった し
 「二人の家」は「二人の家」で なければ ならなかった
 生きて行く事は 連続の積み重ねで 連続しているからこそ「惰性」になりがちで
 段々段々 垢みたいな物が溜まってきて
 「人を人と呼んだ時に『人』という『呪』が かけられる」と
 夢枕貘が書いている通りだなあ~ と思っていて
 なるべく「既成概念」を廃して 「核」を探す行為を大切にしている
 なので
 知り合った・巡り合った 御施主さんは もう分かっているだろうけれど
 家とは関係ない様な事を なんだか 根掘り葉掘り 聞いている
 なんだか 自分自身 こんな事聞いて 家造りに役に立つんかなあ~ と思いながらも
 根掘り葉掘り 聞いてしまう
 知り合った人と 肌を摺り合わせる様にして 建物を造って行く
 テーマ未定の物件のテーマが決まりつつある 今日この頃
 家もそうだが
 「これは こうじゃなくちゃいかん」と
 「この人は こういう人だ」と
 「これは こういう もんだ」と
 決めて仕舞うことを 極力避けながら 生きて行きたいものでは ある